Career Break Journal

Career Break Journal

Career Break Journal
「立ち止まること」は、会社を弱くするのか

「立ち止まること」は、会社を弱くするのか

──キャリアブレイクと『お互い様文化』をめぐる対話キャリアブレイク研究所がスタートした「蓄積型ウェブジャーナル」。その背景のひとつには、「人生と社会を見つめなおす期間」を、個人だけでなく企業文化として捉え直したいという問題意識があった。今回話を聞いたのは、組織論・越境学習研究の第一人者である 石山恒貴。対話は、「なぜ企業は立ち止まれないのか」という問いから始まり、やがて制度ではなく文化の話へと進ん...

キャリアブレイクと企業 | 組織文化・マネジメント

フモール生活
人生を豊かにする手段としての「複業」ーーコラボは告知から1週間で50名満席、共鳴した理由は

キャリアブレイクと文化 | サードプレイス・コミュニティ

人生を豊かにする手段としての「複業」ーーコラボは告知から1週間で50名満席、共鳴した理由は

告知から一週間で、申込は50名に達した。一般社団法人キャリアブレイク研究所が運営するコミュニティ「むしょく大学」と個人の複業挑戦を支援するスクール「複業アカデミー」の共催セミナー。企画したのは自分史ワークから複業を見つけていくという複業アカデミーを体感できるミニワークだった。なぜ、キャリアブレイク中の人たちは、複業とい

立ち止まる時間が、主体性の起点になるーーセルフリーダーシップを育む自分宛ての手紙

キャリアブレイクと文化 | サードプレイス・コミュニティ

立ち止まる時間が、主体性の起点になるーーセルフリーダーシップを育む自分宛ての手紙

ただ受け止めてくれる場所を、私たちは持っているか忙しい毎日の中で、自分のことを考える時間はありますか。そう聞かれて、すぐに「ある」と答えられる人は、どれくらいいるのでしょうか。仕事をこなし、役割をこなし、周りと自分を比べながら一日が終わっていく。そのこと自体はもう、当たり前になりすぎていて、疑うことすら忘れてしまってい

「暇(いとま)」という戦略 ── 牟岐町・八木俊樹さんが、行政とキャリアブレイクをつなげた方法

キャリアブレイクと地方 | 移住・関係人口

「暇(いとま)」という戦略 ── 牟岐町・八木俊樹さんが、行政とキャリアブレイクをつなげた方法

徳島県牟岐(むぎ)町で「暇(いとま)留学」というプログラムを企画した八木俊樹さん。2週間、地域おこし協力隊の業務を体験しながら、暮らしと次の働き方のヒントを見つける——そんな滞在型プログラムを、行政と組んで作り上げた。公開直後から「興味あり」が相次ぎ、むしょく大学とのコラボイベントには約30名が参加。カジュアル面談はひ

概念が崩れていく場所が、いちばん面白い。「住み開き」をムーブメントにした近畿大学准教授が語る

キャリアブレイクと文化 | キャリアブレイクとは何か

概念が崩れていく場所が、いちばん面白い。「住み開き」をムーブメントにした近畿大学准教授が語る

「家はこういうもの」「リビングはこういう使い方をするもの」——アサダワタルさんが2009年に「住み開き」というムーブメントを起こしたとき、揺さぶっていたのは、そういう空間についての当たり前だった。アサダワタルさんは、近畿大学文芸学部文化デザイン学科の准教授。自分のことを「場をつくる人」と呼び、肩書きとしてはアーティスト

キャリアブレイク経験者が地域滞在プログラムをつくっている理由

キャリアブレイクと地方 | 移住・関係人口

キャリアブレイク経験者が地域滞在プログラムをつくっている理由

島根県奥出雲町・「奥留学」企画者に聞く、地域で見つけたキャリアブレイクとの親和性島根県奥出雲町。広島県との県境に位置する、人口約1万人の中山間地域だ。その中でも、石亀ゴローさんが拠点を置くのは人口約600人の集落。空き家の多いこの集落で、ゴローさんは2週間の地域滞在プログラム「奥留学」を企画している。地域滞在プログラム

キャリアブレイク白書2025が示したもの

キャリアブレイクと文化 | 実態・データ・白書

キャリアブレイク白書2025が示したもの

キャリアブレイクを「個人の経験」から「社会の現象」へ1. なぜ私たちは白書をつくったのかキャリアブレイク研究所が『キャリアブレイク白書2025』を発表した背景には、単にキャリアブレイク経験者の実態を調査したいという目的だけではなく、日本社会においてこれまで十分に言語化されてこなかった現象を、社会的な議論の対象として可視

「社内サードプレイス」は、会社の中に余白をつくれるのか

キャリアブレイクと企業 | 組織文化・マネジメント

「社内サードプレイス」は、会社の中に余白をつくれるのか

―社内サードプレイスという可能性―近年、多くの企業で「社内サードプレイス」や「企業内コミュニティ」と呼ばれる取り組みが広がっている。部署や職種を越えて集まり、業務とは直接関係のないテーマについて語り合う場である。それらはしばしば、イノベーション創出やエンゲージメント向上といった文脈で語られる。しかし今回、私たちが関心を

キャリアブレイクとは何か

キャリアブレイクと文化 | キャリアブレイクとは何か

キャリアブレイクとは何か

― 空白期間から「人生と社会を見つめなおす期間」へ ―キャリアブレイク概念の変遷2014年片岡亜紀子氏が「離職期間における変化」を研究テーマとして取り上げる。「離職期間は本当に空白なのか」という問いが出発点となる。2016年石山恒貴氏らの研究により、キャリアブレイクの初期定義が整理される。「離職期間のうち、その経験が後

韓国で暮らしながら、自分の問いを追いかける

キャリアブレイクと文化 | 当事者のヒストリー

韓国で暮らしながら、自分の問いを追いかける

「考えることが趣味なんです。」そう言って彼女は笑った。好き、ではなく趣味。韓国での暮らしについて聞くはずだったのに、気づけば話は「どう生きるか」という問いへ向かっていた。違和感を見逃さず、納得するまで考える。立ち止まることにも、働くことにも、決まった形はない。「私は何がしたいのか」「私はどうありたいのか」。問い続けるこ

キャリアブレイクは、働く社会を変えられるのか

キャリアブレイクと企業 | 制度設計・法務・報酬

キャリアブレイクは、働く社会を変えられるのか

文化が制度をつくり、制度が文化をつくるキャリアブレイクは、働く社会を変えられるのか「キャリアブレイク」という言葉を聞くと、多くの人は休むことを思い浮かべる。けれど、この日の対話で見えてきたのは、単なる休暇制度の話ではなかった。それは、「これから人はどう働き続けるのか」という問いであり、「企業は何を大事にするのか」という

キャリアブレイク中の人が地方に根を張るまで――「地域の魅力」ではなく、「信頼」が人を動かす

キャリアブレイクと地方 | 地域プログラム・場づくり

キャリアブレイク中の人が地方に根を張るまで――「地域の魅力」ではなく、「信頼」が人を動かす

1ヶ月のつもりが、8ヶ月になっていた。田中みずきさんが岡山県真庭市に来た理由は、真庭が好きだったからではない。むしょく大学のSlackで、ローカルキャリア真庭の運営者を知っていたからだ。「この人なら信頼できる」という感覚が先にあって、真庭という場所はあとからついてきた。移住を計画していたわけでもない。1ヶ月のキャリアス

一人旅なのに、一人でいたくない。ゲストハウスが教えてくれる、キャリアブレイク中の人の動き方

キャリアブレイクと地方 | 地方滞在・体験の実態

一人旅なのに、一人でいたくない。ゲストハウスが教えてくれる、キャリアブレイク中の人の動き方

2011年元旦、前田有佳利さんはブログを始めた。リクルートで働く社会人2年目。家と会社の往復だけの生活の中で、ふとしたきっかけで訪れた東京のゲストハウス。それが、日本各地のゲストハウスを紹介するWEBメディア「FootPrints」の出発点だった。以来15年、全国200軒以上のゲストハウスを旅し、取材し、書き続けてきた

地域への経済効果は265億円? 地域エコシステムの欠けたピースは、キャリアブレイクかもしれない

キャリアブレイクと地方 | 自治体の取り組み・地方創生

地域への経済効果は265億円? 地域エコシステムの欠けたピースは、キャリアブレイクかもしれない

キャリアブレイクが地域に与える経済効果を、数字にできないか——。そんな問いを抱えて、大阪公立大学商学部でエコシステム論を研究する王亦軒(おう えきけん)准教授に連絡を取ったのは、今年の春のことだった。プラットフォーム戦略とエコシステム論を専門とする王先生は、このテーマに対して、意外なほど素直に「面白い」と言ってくれた。

地方には、人を変える力があるー社会学者・齊藤祐輔が読み解く、キャリアブレイクと地方の親和性ー

キャリアブレイクと地方 | 移住・関係人口

地方には、人を変える力があるー社会学者・齊藤祐輔が読み解く、キャリアブレイクと地方の親和性ー

地域のおじいちゃんに頼まれて、農作業を手伝った。 漁師の話を肴に、見知らぬ人と夜遅くまで酒を飲んだ。 何気なく役割を渡したら、その人がみるみる変わっていった——。地方に関わる人なら、そんな経験が一度はあるはずだ。「うちの地域はたいしたことない」と思いながらも、外から来た人が生き生きとしていく様子を、少し不思議な気持ちで

「10年働いたので、立ち止まってみたかった」——在職中にみかん農園で1ヶ月を過ごした、ある会社員の話

キャリアブレイクと企業 | 導入事例・組織への効果

「10年働いたので、立ち止まってみたかった」——在職中にみかん農園で1ヶ月を過ごした、ある会社員の話

パナソニックコネクト株式会社に勤める山内さんは、2025年11月から12月にかけて、会社を辞めることなく1ヶ月間の休暇を取得した。向かった先は和歌山県のみかん農園。毎朝7時から日没まで、ただひたすらみかんを収穫する日々。スマートフォンもパソコンも、ほとんど触れなかった。これはいわゆる「バーンアウト」の話ではない。「疲れ

「空白期間」を地域の力に変える。キャリアブレイク中の11人が、岡山・真庭に1ヶ月以上いた。

キャリアブレイクと地方 | 地域プログラム・場づくり

「空白期間」を地域の力に変える。キャリアブレイク中の11人が、岡山・真庭に1ヶ月以上いた。

14人。むしょく大学を通じて、岡山県真庭市にたどり着いた人の数だ。そのうち11人が、1ヶ月以上この地に滞在した。町のイベントに飛び込み、地域の仕事を手伝い、なかには移住者仲間と民泊事業を準備している人がいたり、今も真庭に生きている人がいる。この数字は、広告費をかけて集めたものではない。無職酒場という一枚のSNS写真と、

対話で組織は変わる──社労士が語る「対話で労務」とキャリアブレイクの接点

キャリアブレイクと企業 | 導入事例・組織への効果

対話で組織は変わる──社労士が語る「対話で労務」とキャリアブレイクの接点

三谷社会保険労務士事務所の三谷氏(48歳)は、手続きの専門家から、組織そのものに関わる存在へ。社労士として13年の経験を持つ三谷社労士がたどり着いたのは「対話で労務」という考え方だった。個人の問題として扱われがちな労務トラブルを、組織全体の関係性として捉え直す。その視点は、キャリアブレイクとも静かに接続する。新しい制度

 「疑問を持っている人を、受け入れたい」——奈良県営フォレスターアカデミーとキャリアブレイク研究所が共につくった、新しい出会いの入口

キャリアブレイクと地方 | 担い手不足・地域の課題

 「疑問を持っている人を、受け入れたい」——奈良県営フォレスターアカデミーとキャリアブレイク研究所が共につくった、新しい出会いの入口

「こういう人に来てほしい」はわかっていた。でも、その人たちがどこにいるかがわからなかった——そんな課題を抱える組織は、林業に限らず多いはずだ。奈良県が設置・運営する林業専門の教育機関、奈良県フォレスターアカデミーも、そのひとつだった。同アカデミーで学生の募集・支援を担う細尾さん・野口さんにお話を伺った。オンラインセミナ